前回は、稽留流産で自然排出をし、赤ちゃんとお別れしました。
前回の記事はこちら→稽留流産確定後の経過と自然排出の記録
その後、2週間おきにクリニックで経過を診てもらい、2ヵ月経過しました。
いつまでも出血が止まらず、子宮内にもまだ胎盤が残っているようなので子宮鏡検査をすることに。
検査の結果、胎盤ポリープの疑いがあるため総合病院を紹介されました。
流産に続き、まだまだ試練が続いています。
自然排出後の経過
自然排出から1週間後。
出てきた胎嚢を持って受診しました。
胎嚢で間違いないとのことでした。
子宮の中にはまだ血の塊があるので、出血はまだ続くとのこと。
2週間分の子宮収縮剤が処方されて病院は終了。
今後の流れとしては、
体が妊娠前に戻るのに1ヵ月掛かるため、1ヵ月後に診察と採血で状態を確認。
問題がなければまた移植からスタートできるとのことでした。
この日は院長の診察だったのですが、
2割はこういうことが起こってしまうから、
とても残念だけど妊娠できるということだから、前向きにいきましょう!
と優しく声を掛けて下さり、涙をこらえるのに必死でした。
とても大変な経験ではありましたが、たしかに妊娠できるということなので
前向きに、次の移植へ進みたいと思います!
通院を重ねても戻らない体
前回の受診から1ヵ月後。
病院を受診し、血液検査と内診がありました。
血液検査の結果は
hcg407.7
とまだ高い数値で、子宮内にもまだ血の塊がありました。
出血はまだ続くそうで、2週間分の子宮収縮剤が処方され、
飲み終わったらまた受診。
3週間後。
2週間後と言われましたが、まだ出血も続いていたため、勝手に3週間後に受診しました。
hcg79
数値は下がってきたものの、子宮内にまだ血の塊があるため、前回と同じ。
2週間、子宮収縮剤を飲んでまた診察。
この頃から少し嫌な予感がしていました。
流産の経験談どれを呼んでも、こんなに出血が続いた方はいませんでした。
それでも先生の指示に従うしかありません。
胎盤ポリープ疑いで急遽、子宮鏡検査を受ける
2週間後。
hcg35
数値が下がりきっていないし、子宮内も前回とあまり変化なし。
胎盤ポリープの疑いがあるとのことで、急遽、子宮鏡検査を受けることに。
胎盤ポリープとはなんぞや?と思いながら、調べる間もなく検査の時間。
カメラで子宮内を見ながら説明を受けます。
大きな血の塊が見えました。
結果、胎盤ポリープで間違いなさそうとのこと。
後日、総合病院を受診してMRI検査と手術になるそうです。
その日の先生は非常勤の先生。
前回もこの先生だったような、、、あまり見かけない先生でした。
12月上旬だったのですが、
年内には手術、年明けには移植できるよと言われました。
しかし、お会計待ちの間、胎盤ポリープを検索すると怖い話ばかり。
子宮全摘とか、、、不安しかない。
本当に大丈夫なのか、総合病院の予約が1週間後に取れたので待つしかありません。
総合病院で胎盤ポリープ確定、話が全然違う!
1週間後、総合病院を受診。
まずは診察で先生とお話しました。
さっぱりしているけど、優しい女性医師でした。
まずはこちらの話を聞いてくれます。
今日はどのような状況で来られましたか?と。
私はザっと今日までのいきさつを話しました。
その間、ずっと黙ってうなずきながら聞いてくれました。
10月に流産して自然排出し、経過を見てもらっていましたが、
1週間前の診察で胎盤ポリープの疑いがあるとのことで検査をして紹介状をもらいました。
年内に処置してもらって、年明けにはまた移植できると言われました。
でも調べたらそんな簡単なものではない気がするんですが、、、
私が言葉につまると、先生は少しため息をついて、
うん、簡単な話ではないですよ。
胎盤ポリープの一番推奨される治療は、経過観察をして自然に枯れるのを待つことです。
特別急いでない限りは手術はしません。
今は血管がやる気を持ってて血流が多いから、手術をすれば間違いなく大出血が起こって輸血が必要になるし、最悪の場合は子宮を摘出しなければならなくなります。
だから今は絶対に触りたくないんです。
こういう話をされました。
かかりつけの前回の先生とは言ってることが全く違う。
絶対に今日の先生の言うことが信用できると感じました。
しっかりと目を見て真剣に話してくれたからです。
そして、
経過観察ではあるけれど、その間も大出血の危険はある。
もし大出血になったら緊急手術が必要。
輸血も必要になって子宮摘出の可能性もあるとのこと。
もしものことが起こったときのために、この日MRIを撮ったそうです。
急な大量出血や、生理2日目の出血が1週間続くことがあればすぐ受診するように言われました。
次回は1ヵ月後。
大量出血に怯える生活が始まります。
かかりつけへ怒りと不信感です。
簡単なことのように、安易なことを言われたことがとても腹立たしい。
発生頻度は、0.05~5.3%という記事を見ました。
20%の流産になり、0.05%の胎盤ポリープにまでなるなんて。
こんなところで運を使わなくても。
まとめ
今回は、自然排出後の経過を記録しました。
出血がなくなり、また移植へ進めると思っていましたが、簡単にはいきません。
胎盤ポリープなるものができてしまい、大出血に怯える生活を送ることとなりました。
ネットで検索しても経験談が全くと言っていいほどありません。
見つけたブログのかたの経験を読ませて頂き、とても参考になりましたし、心構えをすることができました。
お礼のコメントをしたいぐらいでしたが、小心者のため心に留めています。
次回はその後の経過について書いていきます。
私のように症例の少ない胎盤ポリープになり、不安になっている方の参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。
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