赤ちゃん誕生後のカンガルーケアで夢のような親子時間

育児

念願の我が子にようやく会えました。

辛い治療や陣痛を忘れてしまうほどの可愛さ。

この世にこんなに愛おしい存在があるなんて。

そんなフワフワした気持ちの中、翌日から初めての育児が始まります。

今回は、赤ちゃん誕生からカンガルーケアについてのお話です。

 

壮絶だった出産までのお話はこちら→27時間の陣痛を乗り越え出産!赤ちゃん誕生と立ち合い20分の夫

 

赤ちゃん誕生その後

本陣痛からは27時間という過酷な出産でした。

出血量が860mlと多かったのもあり、助産師さんからも、

「本当に大変なお産でしたね」

と労いの言葉を頂きました。

 

しばらく分娩室で休憩

娘は羊水を飲んでしまっていて、産まれてすぐに鼻や口を吸引されました。

とても痛かったと思います。

かわいそうで、申し訳ない気持ちです。

一度胸元で抱っこさせてもらい、別室で体重測定などをするために行ってしまいました。

またすぐ会えるのか分からないけれど、とても心配でした。

 

そんなことを考えながら、会陰の傷を縫われ、ゆっくり過ごしていました。

麻酔をしていたかは分かりませんが、チクチク痛かったです。

回復するまで分娩室でしばらく休憩します。

 

娘との対面でようやく実感が

出産から30分後。

ベビーベッドに乗せられた娘が登場。

助産師さんたちが、「可愛いねー」とほほえみながら連れてきてくれました。

心配していましたが、酸素濃度はしっかり100あるから大丈夫と言われて一安心。

 

身長50センチ、体重3100グラム

健診で予想されていたよりは小さかったです。

可愛い。

本当に産まれてきたんだなと、ようやく実感が湧いてきました。

無事に元気に産まれてきてくれて、ありがとう。

この日のことを一生忘れたくないなと思いました。

 

助産師さんは部屋から出ていったので2人きり。

初めての親子の時間です。

何も言われてないけど触っていいのかな?

ドキドキしながらほっぺに触れてみました。

しっかり起きていて、少しまぶしそうに、じっとこっちを見てくれている。

お母さんよ、と話しかけました。

ベッドから身を乗り出して、スマホで写真や動画を撮りました。

 

カンガルーケアと初めての授乳

助産師さんたちが戻ってきて、初乳をあげることに。

マッサージなど何もやっていないのに出るのか?

と謎でしたが、助産師さんが押すと少し出始めました。

寝転がったまま、娘を胸元に置いてもらい初めての授乳。

産まれたばかりなのに、ちゃんと吸っていることに感動しました。

それからしばらく添い寝させてもらい、1時間ほど過ごしました。

本当に愛おしくてたまらない。

 

この産後すぐの母子のふれあいをカンガルーケアというそうです。

まだ夢の中のようで、フワフワした気持ちですが、本当に自分から産まれたんだなと実感できました。

疲れも痛みも忘れさせる、とても幸せで癒やしの時間でした。

 

すでに夕方になっているので、この日はもうお別れです。

一緒に過ごすのは翌日までお預け。

 

子宮の回復は早いけれど貧血

娘と離れて今度は私の体の状態をチェック。

子宮は出産から3時間で、おへそ下まで戻っていて、すごく回復が早いと言われました。

 

産後ハイというのでしょうか。

40時間ほど寝ていないのに、大仕事を終えて逆に元気になった気分。

しかし、出産のときの出血が多かったため貧血になっているらしいです。

しばらくはベッドから動きたいときは、ナースコールをしてから。

 

車いすで病室へと戻ります。

立ち上がるとたしかにフラフラします。

そして何より動くと会陰の傷が痛い!

夫から聞いた話では、かなり切っていたようで、血を見て青ざめたそうです。

これから後陣痛もあるらしい。

初めて聞きましたが、陣痛という言葉にとてもビビってしまいます。

痛み止めはいつでも処方してくれるそうなので、このまま様子を見ることに。

 

一日ぶりの食事をとり即爆睡

前日の夜が最後の食事でした。

朝と昼は食べられるわけもなく、一日ぶりの食事です。

またまた豪華なディナー。

モリモリおいしく完食いたしました。

用意された円座クッションに座っても痛みます。

 

食後すぐ眠気に襲われ、知らぬ間に3時間爆睡!

眠れるって最高です。

会陰の傷は痛いけれど、昨日の陣痛に比べたら全然たいしたことはない。

 

目が覚めて、産まれたんだなと思いながら、まだフワフワした気持ち。

娘のことを考えながら写真を見てニヤニヤ。

可愛くて愛おしすぎる。

早く会いたいな。

明日が楽しみだな。

母になった喜びを噛みしめて再び眠りにつきました。

 

まとめ

今回は、赤ちゃん誕生から初めての授乳などカンガルーケアのお話。

産後の母体の状態の記録でした。

まだ産まれてきたのが夢のようなフワフワした状態です。

しかし、翌日からは初めての育児がスタートします。

想像以上のハードスケジュールな入院生活の始まりです。

 

次回、育児の記録スタートします。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

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