卵巣過剰刺激症候群(OHSS)での入院から退院後の経過の記録です。
体調は少しずつ回復し、お預けとなっていた受精結果も判明!
ようやく移植できる!と意気込んでいましたが、子宮内膜炎がまた陽性。
体調もまだ本調子ではなく、万全の状態で迎えるためお休みを挟むことに。
卵巣過剰刺激症候群での入院の記録は
パート①→採卵後に卵巣過剰刺激症候群(OHSS)で入院!症状の記録①
パート②→採卵後に卵巣過剰刺激症候群(OHSS)で入院!症状の記録②
体外受精開始から採卵の記録はこちら→体外受精スタート!採卵周期へ突入~ホルモン補充から採卵まで
退院後の経過
1週間の入院はとても辛かったです。
家に帰って来られただけで、精神的にはかなり楽になりました。
まるで妊婦さんのような体形
入院中からそうでしたが、8キロも増量し、見た目は臨月の妊婦さん。
会社の制服は着られるはずもなく、まだ本調子ではないので、仕事はしばらく休ませてもらうことに。
採卵からトータル2週間も休むことになりますが、もうどうにでもなれという気持ちです。
お腹の張りと息苦しさは続いているので、夜ぐっすり眠れるまではまだ時間が掛かりそうです。
尿が出にくくなって少し焦りましたが、水分をたくさん摂り頑張るしかありません。
生理開始で急激に回復
退院から3日後、採卵からは12日後に生理が始まりました。
すると、なんということでしょう、急激に体が楽に。
お腹もへこんできて、少しずつ回復に向かっています。
一時はどうなるかと思いましたが、ようやく普通の生活に戻り始め本当によかったです。
このまま移植周期に入れるのか。
もしかしたら入れるかもしれないため、生理3日目に通院の予約をしました。
受精結果もまだ聞いていないのでドキドキです。
受精結果と移植時期
D3に受精結果を聞くために通院。
受精結果 凍結は8個!
採卵数は21個でした。
- 体外受精16個
→胚盤胞5個凍結!
- 顕微授精5個
→胚盤胞3個凍結!
という結果に!!
グレードの良い、4AAが2個、4ABが1個、4BAが1個、他4個
合計8個凍結できました!!
採卵数が多かったので、半分以下になってしまったのは少しショック。
グレードは低いが凍結できるものが他にもあったけど、凍結数はクリニック側で決めるらしくこの個数になったそうです。
今のところ、もう二度と採卵はしたくないので、この8個でうまくいかなかったら、、、と考えてしまいますが、ひとまず凍結できたことを喜びたいと思います。
この採卵は保険適用前だったので、自費で採卵、培養、凍結で80万ほど掛かりました。
採卵数が多かったから高かったのですが、凍結がもっと多かったら、、、考えるだけでゾッとします。
なので、後々考えると8個でよかった!と思いました。
夫と「うちによくそんなお金あったよね」とよく話しますが、
2人でバリバリに働いていたからなんとかできたことです。
我が家はお金が貯まらないけど、お金が必要なときは入ってきて、そのまま出ていきます。
いつも不思議とそうなります。
貯まってくれてもいいのに、、、
この年の不妊治療だけの医療費は、検査や人工授精の頃から合わせて120万ほどでした。
夫はボロボロの軽に乗っているので、「車が買えるね」と悲しくなりました。
子宮内膜炎CD138 再検査結果
採卵時に再検査をしていた、子宮内膜炎の結果はまたもや陽性。
前回と同じく、2週間の抗生剤内服で治療をします。
そして、3週間後に再検査です。
前回陽性のときより数値は下がっているものの、不安要素は取り除いて移植に臨むとのこと。
余談ですが、私はこの抗生剤を服用するとカンジタになります。
前回の服用のときも痒みがでて、血が出るほど掻き壊しました。
病院に行けば薬はもらえるはずですが、これだけのために受診するのが嫌で、ひたすら我慢。
体質に合わないのかもしれないので、先生に相談するべきだったなと後で思いました。
移植時期は1周期お休み後
この日は、入院中もお世話になった先生の診察で、
「今周期で移植に入ることもできるけど、採卵後すごく大変だったから、せめて1周期は体を休ませてあげてほしい」
と優しくお願いされたので(笑)
今回はおとなしく先生の言うことを聞いてお休みすることに。
焦りもありますが、体がまだしんどいのもあって、この状態で無理に移植をして失敗するのも嫌でした。
次周期は年末年始にかかってしまうため、3週間後の子宮内膜炎の再検査時に生理の調整。
年明けから移植周期に入る予定です。
まとめ
OHSSでの入院から退院後、なんとか回復しました。
凍結結果は8個でグレードが良い卵もあり、まずまずの結果。
移植を焦る気持ちを抑えて、1周期お休みとなりました。
たくさんつまづき、立ち止まり、辛い日々を過ごしましたが、ようやくここまで来たなという感じです。
年内はゆっくり体を休めて、万全の状態で移植の日を迎えたいと思います。
次回、移植周期のお話はこちら→体外受精〜凍結胚移植へ!ホルモン補充開始!
お読みいただきありがとうございました。
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