卵が育たず途方に暮れ、タイミング法もあと数回で終わりか、、、
と呑気に構えていたら、周期が長すぎて今回が最後になりました。
そして、卵管造影検査で狭窄の疑いがあったため、人工受精へステップアップする前に、
FT(卵管鏡下卵管形成術)を受けました。
前回のタイミング法と卵管造影検査のお話はこちら→卵管造影検査と子宮鏡検査でまた問題!さらに地獄のタイミング法
最後のタイミング法
来年度から人工授精へステップアップすると決めていました。
まだ先の話だと思っていたら、多嚢胞性卵巣症候群で生理周期が長いため、
今回が最後のタイミング法になってしまいました。
D22 卵胞チェック
前回D15で全く育っていなかった卵ちゃんたち。
やっと、ようやく育ってきてくれました。
卵胞 17.2ミリ
内膜 8.6ミリ
内膜もいい感じの厚さ。
あと2日程で排卵しそうとのことで、今日と明日のタイミング指示。
排卵誘発剤(ゴナトロピン)を注射して帰りました。
夫の精液検査もしましたが、今回は異常なしでした。
前回からそんなに日にちは経っていませんが、やっぱり体調によって結果が違うようです。
タイミングはばっちり!
どうかこのタイミングでと祈ります。
D38でリセット
祈りもむなしくリセット。
タイミングはばっちりだったんですがダメでした。
なんか生理前と違う気がする!
と期待してしまい、フライング検査しました。
自分にしか見えない幻の線まで見えました(笑)
妊活あるあるですよね。
お腹にカイロを貼って温まりすぎて、低温やけどにもなりました。
やっといろいろな検査をクリアしてできたタイミング法でした。
悲しくてクリニック帰りに涙。
仕事中は我慢できたけど帰ったら涙。
なんで自然妊娠できないんだろう。
やっぱり多嚢胞性卵巣症候群のせいなのか。
排卵していないのかな。
ピックアップ障害というのもあるらしい。
排卵は目で見ることができないから、前後の卵巣のエコーと血液検査で確認するしかない。
医学がもっと発達したら、排卵の瞬間とかも分かるようになるのかな。
そんな考えても仕方のないことばかり考えてしまいました。
これでタイミング法は最後となります。
気持ちを切り替えて次周期から人工授精へ進みます!
FT(卵管鏡下卵管形成術)を受け、卵管開通
卵管造影検査で、卵管は詰まってはいないけれど狭窄の疑いがあることが分かりました。
また足止めかと落ち込みましたが、進むしかありません!
妊娠の可能性が上がるなら、もうなんでもやってやろうという気持ち。
FT(卵管鏡下卵管形成術)を受けることにしました。
卵管造影検査の記事はこちら→卵管造影検査と子宮鏡検査でまた問題!さらに地獄のタイミング法
生理開始後すぐに受診し、子宮と卵巣に異常がないのを確認。
手術の日程を決めました。
D8 手術当日
手術は産婦人科病棟で行われるため、手術を待っている大部屋には妊婦さん。
廊下には赤ちゃんの声が響いていました。
ベッドに横たわりながら、気づけば涙が流れていました。
なんで手術しないと妊娠できないんだろう。
意気込んでいた気持ちはどこへ行ってしまったのか。
ブルーな気持ちのまま手術室へ。
静脈麻酔でしたが途中で目が覚めてしまい、意識が朦朧とする中で
「痛い!痛い!」
と叫んでいました。
看護師さんの「起きてる!麻酔追加!」のような声が聞こえ、
次に目覚めたときは大部屋のベッドに横たわっていました。
記憶にありませんが、手術は無事に終わったようです。
その日は先生からの説明はなく、看護師さんから書類だけもらって帰宅。
結果の説明は1週間後です。
切ったりはしていないとはいえ、手術は人生初。
麻酔は歯科以外は経験したことがなかったので恐怖でした。
とりあえず無事に終わりホッとしました。
D16 卵管は無事に開通!
手術の説明を聞くため受診。
卵管は両側とも無事に開通しました!
卵管造影検査のときに疑いがあった通り、
左側が軽度の狭窄。
右側の卵管の入口からすぐの所が中等度の狭窄。
狭窄部分の手前(子宮側)の線毛が萎縮していると書かれていたので心配で聞いてみたところ、
水の流れるホースをギュッと絞ると周りに強い圧力が掛かる。
その圧力で線毛がつぶれてしまっているようなイメージ。
開通したら圧力がなくなるから元に戻る。
とのことでした。
まれに戻らないこともあるそうですが、戻ると信じます!
まとめ
今回は、最後のタイミング法とFT手術のお話でした。
タイミング法はあっけなく失敗して終了。
その後、FTで無事に卵管が開通しました。
手術の周期にこのまま人工授精できるそうなので、挑戦することに。
次回、初めての人工授精のお話はこちら→FT手術で卵管開通後、初めての人工授精に挑戦!
お読みいただきありがとうございました。
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